キミに伝えたくて2

□誤解と失態
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「2人ここどこだかわかってる?」


『へっ?』


「ここ休憩所のド真ん中だよ」


「やっ//」



恥ずかしくなったのか俺の胸に顔を埋める



「玲奈ちゃん赤くなっちゃったね」


「ホントは人前でできなからな」


「可愛い〜」



からかわれると更にぎゅっと抱きついてくる


あの〜

そろそろ俺も限界なんですけど…


可愛い顔で大好きって言われて、

ぎゅっと抱きしめられて

心臓も性欲も爆発寸前。



「ちょっと玲奈借りるな」


「え?」


「俺もう無理」


「あ〜」
「いいよー」


「ありがと、玲奈行くぞ」


「ど、どこに?」


「医務室」



若干無理矢理手を掴んで医務室まで引っ張ってった。



「麻里子」


「お二人さんじゃん
どうかした?」


「しばらく医務室貸して」


「はは〜ん
そういうことね
篠田は大人だからわかりますよ」


「わりぃ」


「鍵閉めとくから終わったら電話して」



俺が頷いたのを確認して麻里子は出てった。



「玲奈」
「きゃっ//」



無防備だった彼女をベッドに押し倒す



「俐空//」


「我慢できない」


「でもっ
ここ大学だよ?」


「見つからないさ」



玲奈の首筋に顔を埋めて勝手に行為を始める


久し振りだな

歯止めがきかなくなるの


舌で筋をなぞれば可愛い声が聞こえてくる


それがまた俺を止まらなくするんだ



「りっ…あんっ…く//」


「なんだ…」


「はぁん…ぁ…大好き//」
















そこからの記憶は全くない


覚えてるのは玲奈の鳴き叫ぶ声と気持ち良さだけ


そして今俺たちは裸

玲奈は俺の腕の上で眠ってる


周りを見渡して心配になったのはゴムがどこにもないこと


まさか生でヤってねぇよな?


記憶がないから余計に怪しい…


ベッド見てみるとシミが少し


拭いたティッシュは見当たらない


こりゃ玲奈が起きたら聞いてみるしかないようだ


今何時だ?


時計の針は5と12を指してる


五時ということだ。


服着たら麻里子に連絡しないと…


って思ったけど必要ないみたいだな


扉から見てた麻里子とバッチリ目が合った。


慌てて下だけ履いて扉を開ける



「あ、バレてた?」



「いつから見てた」


「最初からかな?
大丈夫、行為中は見てないから」


「覗き女」


「あははっ
でも結構声漏れてたよ?」


「はぁ!?」


「どれだけ激しいことしてたの?」



こいつ…

ニヤニヤしてるってことはわかってて聞いてるな



「うるさい//」


「恥ずかしがっちゃってそこはまだ少年だね」


「だから少年じゃねぇって」



こんな討論をしていると玲奈が目を覚ました。



「あ、起きたか?」


「ん…痛い…」


「腰か?ごめんな」


「責任取ってね//」


「えっ、なんの?」


「もしかして覚えてない?」


「ごめん
理性ぶっ飛んでたから」


「そうなんだ…」



俺そんな重要なこと言ったのか?


責任ってまさか子供!?


あっ、
ゴムのこと聞かないとっ



「あのさ玲奈
もしかして俺ゴム使ってなかった?」


「無いって言って…
生で何回も中に出してたよ…」



その瞬間俺の頭は真っ白になった。
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