キミに伝えたくて2

□山積みの問題3
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スーハー…スーハー…



「大丈夫か?」


「うん
ごめん、ちょっと興奮してた」


「いやいいけど…」


「俐空が憐音なら忙しい筈だよ
これからクリスマスとか正月とか行事ごといっぱいだもん」


「玲奈一人にさせるのは心配でさ
朔夜には悪いけど由紀貸してもらってる」


「このこと知ってるのは?」


「後は優と才我だけだ
女の子たちは誰も知らない」


「言っちゃいけないよな」


「一応隠してるからな」



そりゃそうか…

俺でもこんなに驚いたんだ

りんちゃんとにゃんにゃんはヤバいだろうなぁ。


けど俐空が憐音だなんて今まで全く気がつかなかった。


人間変わろうと思えばかわれるんだ



「これだったらお金には困らないね」


「結構貯まってるし」


「女の子たちには言わないの?」


「まだ言わない…
子供が産まれたら話すよいつかはバレることだしさ」


「そっか…」



まぁそうだよな


あ、俐空玲奈のとこには行ったのかな?

顔は出したいだろう



「俐空さ、
玲奈に会って来いよ」


「いいのか?」


「なんでいちいち俺に許可取るんだよ
俺も子供じゃない
それに彼女の顔くらい毎日見てあげろ
玲奈が寂しがるぞ」


「ありがとう朔夜」



俐空は上着も持たず自分の部屋に帰って行った。


さてと、邪魔はいなくなったし

今から来るであろうりんちゃんに思う存分甘えちゃおっと
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