キミに伝えたくて2
□クリスマスプレゼント
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「俐空っ」
「なんだ?」
「実は私もプレゼントがあるんだ」
「え…うわっ!」
抱きついてたからそのまま押し倒す
びっくりして固まっている俐空の上に跨がった。
「昨日陽菜さんと優さんにプレゼント考えてもらったの」
「あいつらに?」
「そうだよ」
「また変なのになりそうだ…」
………………
…………
……
…
これは昨日の夜
私が一人プレゼントについて悩んでる時だった。
「俐空の明日のクリスマスプレゼント何にしようかな…」
「玲奈ー
一緒に夜ご飯食おうぜ」
「ありがとうございます」
それから一緒に作ってご飯を食べる
ここまでは順調だった。
しかし食後の優さんの一言で状況は一転した。
「やっぱり妊娠中ってエッチできねぇのか?」
「は、はい?//」
「優ちゃん何聞いてる?」
「だって男としては困るじゃん
毎日してた彼女とできなくなるのはさ」
「いや毎日はしてませんけど…」
「で、どうなんだ?」
「基本的には無理ですね安定期になったら大丈夫みたいですけど」
「じゃあこれを気に俐空浮気したりして」
「へ、変なこと言わないで下さい!」
「だって俐空はまだ高校生だろ?
いろんな女知りたい年頃じゃん
一年もお預けくらったら誘惑されておしまいだぜ」
誘惑されておしまい…
油断してたら誰かに取られちゃうってこと?
「そんなのダメですっ
どうしたらいいんですか?」
「簡単だよ
飽きさせなきゃいいんだ」
「飽きさせない?」
「玲奈が俐空にしてあげるの」
「あんなことやこんなことをな」
あんなことやこんなことを…
私が俐空にしてあげる//
「飽きさせたくないんでしょ?」
「そ、そうですけど//」
「じゃあ頑張れ!」
………………
…………
……
…
「というわけだから//」
「だからって…」
「私頑張るからね」
俐空を飽きさせない方法
それはつまり
“玲奈が俐空を気持ち良くさせるだけだ!”
by優