キミに伝えたくて2

□久々のデート
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「じゃあ行こっか」


「扉閉めてきてね」


「了解ー」



あの後朝食を食べ終えると服を着替えて化粧をして

急かされるから急いで準備した。



「優ー!」



そして今鍵を閉めて行こうとしていたら

蒼空を抱えた俐空がやってきた。



「どうしたの?」


「熱あるから看病してくれとかは無理だぜ?」


「いや熱はないけど」


「ならなんだ?」


「蒼空預かってほしいんだよ
俺は仕事だし、
玲奈は大学だけど今日麻里子いないから連れてけないんだ」


「俺らも今からデートなんだけど」


「ゆきりんとかは?」


「由紀のとこも才我のとこも留守なんだ
だから頼む!」


「ゆうちゃん預かってあげよ?」


「えぇ〜」


「だって蒼空は一人にできないじゃん」


「わかったよ…」


「わりぃ、ありがとな」



俐空はゆうちゃんに蒼空を渡すとすぐにどこかに行ってしまった。



「しょうがない
蒼空も連れてくか…」


「ごめんねゆうちゃん
2人でデートしたがってたのに…」


「俺も大人気なかったよ今日は3人でデートするか」


「ありがとう」



急遽3人になったけど蒼空を抱いたゆうちゃんはなんだか嬉しそう


子供好きって言ってたからかな


蒼空はもう首が据わってるから抱きやすそう


余裕があるのか片手で抱いてもう片方は手を繋いでくれた。



「俺たちどう見えてるんだろう」


「カップルじゃないの?」


「親子に見えてるかもしれないじゃん」


「あ〜、確かに」


「そう見られてたら嬉しいな」


「陽菜まだ人妻じゃないもーん」


「でももうすぐ俺のお嫁さんになるじゃん」


「ちゃんとプロポーズしてね」


「任せとけ!」



改めて言われるとわかってることでも嬉しい


3月には結婚してゆうちゃんのお嫁さんに…
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