So long

□第5話
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「遅いぞ琉夜。」


「すいません。」



昼を速攻で食べ呼ばれた場所に行くと先輩たちはもう集まっていた。



「よし、揃ったな。
とりあえず琉夜脱げ。」


「はい?」


「良いから上を脱げ。」



来た突然先輩からの脱げ宣言

当然刃向かうことはできず上半身裸になった。



「なかなか良い身体してるじゃないか。」


「あ、ありがとうございます。…」


「だがまだ足りん。
トレーニングルームに連れていけ。」


『はい。』


「へっ?」


「いいから来い。」



脱がされた次は強制的にトレーニングルームへ連行

よくわからないまま椅子に座らされた。



「よくわからないって感じの顔してるな。」


「まぁ…。」


「そりゃそうだ。
俺らだって最初は驚いたからな。」


「琉夜、
お前には今日から毎日昼放課ここで筋トレをしてもらう。」


「筋トレ?」


「1年でレギュラーにはなった為明らかに筋力が足りない。」


「だから大会までの間ずっとここで筋トレだ。」



ハードな朝練に午後練とマンツーマン練習

それに加えて更に昼放課の筋トレ

どうやらレギュラーを取った俺に休養と言う言葉はないらしい…。



「嫌か?」


「いえ、
先輩たちに追いつけるなら喜んでやります。」


「よく言った。
俺たちは琉夜の練習に付き合ってはやれない。
その代わり秋元と松井を世話係にしておいた。
わからないことがあれば何でもこいつらに聞け。」


「はい。」


「じゃあ秋元、松井、
後は頼んだからな。」


『わかりました。』



他の先輩たちは俺とマッチョな先輩と細い先輩を残して出て行った。



「琉夜。」


「なんですか?」


「俺たちのことを知ってるか?」


「まだ詳しくわ…。」


「2年DFの秋元才吾だ。何故か知らんがお前の世話係になった。
よろしくな。」


「俺はMFの松井玲。
琉夜には期待してるから頑張れよ。」


「これからよろしくお願いします。」


「じゃあ早速始めるぞ。」



才吾先輩と玲先輩にこの後本格的に筋トレを教わった。


特に才吾先輩はマニアックなことまで教えてくれて短い時間で濃い筋トレができた。


ストレッチは玲先輩が上手くて2人が抜擢された理由がわかる。


才吾先輩は見ての通りのマッチョで玲先輩は細マッチョだ。



玲先輩みたいな体に少し 憧れを抱き、

筋トレが大切だと言うことも教わることができた。





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