So long

□第8話
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どんなに部活が忙しくても麻里子と過ごしたい日がある。


明日は7月3日
俺と麻里子の4ヶ月記念日だ。


でも俺はそのことを朝佐玖に聞いて初めて知ることになる。



「琉夜おはよー!」


「おはよ。」


「ついに明日だな!」


「なにが?」


「なにがって明日記念日だろ?
最初はすぐ別れると思ってたけど今じゃ少しでも長く付き合っててほしいよ。」


「記念日…。」


(ヤッベ…すっかり忘れてた…。)


「まさか忘れてたのか?」


「ばっ、そ、そんなことねぇよ!」


「はぁー
琉夜は記念日なんてどうでも良いみたいだな。」


「そうじゃねぇけど…。」


「頭の中サッカーでいっぱいだったし……だろ?」


「な、なんでそれっ。」


「毎月同じ事言ってんじゃん。」



毎月同じ言い訳を俺は佐玖にしてたのか…。



「いつまでもまりちゃんよりサッカー優先してると逃げられるぞ。」


「…そうだな。」


「あれ?
今回は言い訳しないんだ。」


「もうできねぇよそんなこと。」



毎月麻里子は俺に思い出をくれる。


最初はネックレス
次はピアスで先月は指輪

そしてそれにあわせて手紙を添えてくれるんだ。



「俺も今月は何かしないといけないと思う。
でも何したらいい?」


「何もしなくていいんじゃない?
1日中一緒にいてあげればさ。」


「1日中一緒に…。」


「大会が近くて明日が練習あるのもわかる。
でも1日ぐらい部活終わったらそのまま帰ってきてあげなよ。」


「確かに最近デートもしてないしそうするか。」



麻里子とのデートなんて久し振りだなぁ。


プレゼントは明日麻里子に決めてもらおっと。


はぁ〜今からドキドキするぜーっ。



「何ニヤニヤしてるのかな大島君?」


「うおっ!
ま、ま、麻里子っ!」


「どうしたの?」



副担だから廊下で会うのは仕方ない

ただ麻里子のこと考えてるときに本人に会うのは恥ずかしい…。


ニヤニヤしてんのも見られちまった//



「い、いや別に?」


「変なこと考えてたんじゃないの?」


「そんなことねぇしっ//あ、教室早く行かねぇと!」



わかりやすく話を逸らし教室に走って入った。





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