family
□子供から見た夫婦１
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華憐「おふろでたー！」
俐空「おっと…
2人で入れて偉いな。」
玲奈「蒼空くんありがと
ご飯できたから食べよっか。」
蒼空「ママくびあかいよ？
ムシにさされちゃったの？」
玲奈「え、え！？
そ、そうかもしれないね〜」
僕がそう言うとママは首元を抑えてなんだか慌ててる。
蒼空「ぼくむしさされの薬持ってきてあげる！」
玲奈「も、持ってこなくていいよ！
放っておいたら大丈夫だから！」
俐空「アッハッハッハ！！」
玲奈「俐空のせいでしょ！//」
蒼空「パパのせい？」
玲奈「な、なんでもないからっ
ご飯たべよ！ねっ？」
たまに見かける首のムシさされ
僕はさされると痒くなっちゃうから直ぐに薬塗るんだけどママは大丈夫なのかな？
パパは大笑いしてるしあれがなんなのか全くわからない。
『いただきます』
俐空「うめぇ〜
やっぱ玲奈の手料理が1番うまい！」
玲奈「そう？
ありがとう。」
僕が思った通り今日はご馳走だらけだった
全部パパの大好きなものだけどね。
俐空「俺がいない間どうしてた？」
華憐「なんかねー
ママがCHE-NのDVDばっかりみてたよ？」
玲奈「そ、そんなことないでしょ？」
蒼空「でもまいにちあさアニメみたいのにニュースばっかりだったよ？」
俐空「へぇー
どんなニュースなんだ？」
蒼空「CHE-Nのニュースだったよ？
しかもれおんがでてるときだけ
ママれおんのファンだもんねー。」
俐空「そうなんだー
確かにさっき部屋入ったら憐音の写真ばっか置いてあったもんなー。」
玲奈「な、なんのこと？
私ご馳走様
お風呂入ってくるからあとお願いねっ。」
ママがいなくなるとパパは僕たちにママのことをいっぱい聞いてきた。
パパがいなくてママが寂しそうだったこと
携帯をいつも気にしていたこと
憐音が出てる番組を全てチェックしていたこと
覚えてることを全部パパに教えたらすっごく嬉しそうでなんか怪しい顔してる
僕知ってるんだこの顔のこと
ニヤニヤしてるって言うんだよね。
ママがお風呂から出ると2人は仲良くソファーに座ってパパがニヤニヤしながらママに色々質問してた
眠くなってきて僕が布団に入る頃にはパパの首にもムシにさされた後ができていた。
僕のパパとママは仲良しだけどパパがママに対してちょっとイジワルみたい
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