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□正月太り
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「きゃー」

仕事始めの朝。
私の悲鳴が部屋中に響く。
 

「どうした?ゴキブリか!?」 

慌ててやって来るのは
愛しい恋人、恋次。



「体重が…」

涙目で体重計を指さす。
そう…体重だ。

クリスマスに正月
確かに食べ過ぎた…
だからって…
こんなに増えるなんて…

落ち込む私を余所に

「確かにな…」

と、私を後ろから抱き締めお腹の肉を摘む恋次。

「ば、馬鹿」

慌てて、腕を解こうとするも
抵抗虚しく、
更に強く抱き締められる。

「良いじゃん。ぽっちゃりしてても俺は好きだけど?」

耳元で囁かれ顔が熱くなる。

「恋次が良くても私が嫌なの!」

今日から死ぬ気でダイエットしなきゃ。
と、呟けば、

「手伝ってやろうか?」

そう言うと、私を姫抱きにする恋次。
そのまま、寝台に連れて行かれる。

「恋次?」

そのまま、寝台におろされ、
私に多い被さるよう恋次も寝台へ

「恋次…仕事…行かなきゃ、」

恋次を引き剥がそうとする私に荒々しい口付けが注ぐ…

気が付けば恋次の手が荒々しく私の胸を揉んでいた。

「ん…」

思わず声が漏れる…

「れん…何す…」
「何って、運動?」

怪しげに恋次が笑った。
そして、私の死覇装の併せ目をハダケさせていく…

私の胸元に、恋次の口付けが注いだ。

その後はもう…
拒む事なんて出来なくて…
始業ギリギリまで何度も体を重ねた。



END

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