宝物

□君が好き
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原「ボソッ>他の男なんかに見せたくねぇーよ…」




耳元で言うと紗邏は赤くなった。




「!////わ、私は原田先生の質問に答えました!は、早く原田先生の考え事を教えて下さい!」




俺から一歩離れると紗邏は俺に言ってきた。

そして、俺も一つ意地悪を思いついた…




原「あ〜分かった。教えてやるよ」




「やった〜!」




と先ほどとは打って代わってニコニコする紗邏




原「ただし…俺にキスしてからな?」




「え…?」




俺の一言で紗邏はピタッと止まった。




「え?え!?」




と驚く紗邏に俺はもう一度言った…




原「俺にキスしたらな?主人の命令を聞くのがメイドだろ?」




我ながら紗邏に対して意地悪だと思う…。

紗邏は、自分からなんてした事もない。




「そ、そんなぁ〜///」




顔を真っ赤にしながら言う。




原「ほら…聞きたいんなら早くしろよ?<ニヤリ」




「〜〜〜/////きょ、今日の原田さんは意地悪です///……」




原「俺はいつでも、意地悪だぜ?」




ほら、早く…と急かすと紗邏は決心がついたのか、俺の目の前に来た。そして…

チュッ…

俺の頬に小さなリップ音が聞こえた…




原「頬か〜」




「勘弁して下さい!////頬だけで精一杯です////」




顔をタコのように赤めながら言う紗邏に頬が緩んだ。

そしてそんな紗邏に次は俺から唇にキスを落とした…




「〜////。……っあ、せ、先生!何考えてたんですか!」




キスを落としてから紗邏の顔を見た。勿論顔はタコのようだ。

そして、少し間を置いてから俺に問い掛けた。

……覚えてたか…




「先生〜」




目をキラキラさせながら俺を問い詰める紗邏。

観念した俺は紗邏を見ながら言った…








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