宝物

□渡すつもりはありません
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左之さんは横たわった




「千鶴もすまねェな」




「…。えぇ、はい」




『ほら、左之さんこれ食べて』



「あぁ、ありがとな」




米粥を持って左之さんに食べさそうとすると
千鶴ちゃんがそれを奪った




「大丈夫だよ、私がやる」




『…わぉ優しい
千鶴ちゃん大好きだよ』




「…えへへ、ありがと」




「………あ。取られちまった」




次は左之さんが落ち込んだ顔をしていた




『にしても眠いね
左之さんがうらやましいや』




「腕枕してやろうか??」




「駄目ですッ
それは許しません」




『あははは』




ガラッ




「よう、左之さん
まだ熱治らないのかよ」




「うるせェな平助」




巡察が終えた平助くんが
左之さんの部屋に入ってきた




「大丈夫か紗邏」




『うん、大丈夫だよ
平助くんもお疲れ様 無事に帰ってきて良かった』




「へへへっ」




「「……(なんだこの感じ)」」




変な感じって意外と当たってたりするものだ




『じゃあ今日はどこへ出かけようか』




「そうだなー。」




「おい、平助お前たちもしかして…」




「恋仲だったりしますか??」




『「………うん。」』




「「えええっ」」




二人は驚いた
大好きな紗邏がいつの間にか平助の隣に




「平助……。」




「平助くん……。」




「んぁあ??」




「「ふざけないで(るな)!!!!」




こんなオチもありだと思う。??










――――――――――
パーティの沙希様から頂きました(≧ε≦)


私は早い者勝ちなのよ〜(笑)
平助やるな(」゜□゜)」


沙希様ありがとうございます(≧∇≦)




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