タイトル未定
□Episode 1 〜白石side〜
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大阪四天宝寺中学校3年2組白石蔵ノ介。
テニス部の部長もやっている。
部活はホンマに楽しい。
みんな仲ええしな。
俺はいつものように部室で謙也達と着替えていた。
小「あら。名無しさん今日も早いのね〜。もう行ってはるわ〜」
あやの荷物と着替えを見るなり小春は言った。
ユ「最近ずっと早いよなぁ〜」
ユウジも感心したように言う。
確かに名無しは最近…というか俺らが3年にあがった位からずっとこんなかんじや。
千「頑張り屋さんな証拠たい。俺らも試合に向けてがんばらんとね」
千歳もニコニコしながら言う。
謙「まあな。でも頑張り屋って言うより負けん気っぽいな。基本めんどくさがりやろ名無し」
ハハっと笑いながらいう謙也。
財「あれ」
唐突に財前が口を開いた。
千「なんね?」
財「いや、また名無しさんカゴ2つ運んでたんで」
謙「大丈夫かいな」
白「…ちょっと俺行ってくるわ」
ホンマ危なっかしいわ。
他のマネージャーはもうちょいなんていうか…楽な仕事ばっか選んでるんやけど名無しはいつもどっちかっていうと人が嫌がるような仕事ばっかやってる。