タイトル未定

□Episode 2 〜財前side〜
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謙「なあ名無し。2年の頃から思っとったんやけど。



『ん、何?』


謙「お前ちーくんちーくん言ってるけどホンマは白石好きなんちゃうか」



『!?!?』



謙也さんめっちゃサラっと聞くやん。




財「…それ、俺も思ってました」



名無しさんは赤くなって否定してたけど白石部長に好意を寄せているのは一年間一緒におって分かった。




謙「でも白石は…」



財「謙也さん!」



謙也さんが言いかけて慌てて止めた。



『え?』


謙「あぁすまん。何もないわ」



多分謙也さんは“でも白石は名無しのこと気になってると思うで”って言いかけたんやと思う。



確信はないけど。




軽はずみにそんなん言われたら困る。




その後俺にも気になる子がおるか聞かれたから一応おると言っといた。




謙也さんはめっちゃ食いついてきてウザかった。
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