黒  ×  黒

□日常?
1ページ/4ページ



・・・翌日・・・


司とリボーンは屋上にいた。


「あれからどうだ? 

 体の方はなんか変わったか?」


『・・・1年ぐらい前から 

 急に胸の辺りが痛くなるようになった。

 
 でもお前はそれを分かってて俺をこっちに呼んだんだろ?』


リボーンはニッと笑うと答えた。


「まあな。そろそろだとは思ってたさ。


 最後にきたのはいつだ?」

『昨日だ。
 あのあと・・・
  
 お前らと別れたあと、奴ともう一回やる合ってる時だ。

 最近は2日に一回ぐらいの割合で起きるな』

リボーンは少し顔をしかめた。

(もうそんなにか・・・)

司は静かに言った。

『でも・・・

 でもこれは俺の運命だ。
 絶対に逃げることのできない、血の宿命・・・

 ランバートの正統後継者なんかに生まれちまった以上、
 俺は一生これに囚われる・・・

 
 もうそれが始まっちまってるんだろ。

 ランバートの”覚醒”が・・・』


リボーンは帽子をかぶりなおすと言った。

「ああ・・・

 正直もうそこまで行ってるとは思ってなかったけどな」


『・・・・・』


「まあでもそのうち

 お前の修行がまた必要になってくるな。

 お前のその能力を正しく使うために・・・な。」


『ああ、そうだな。』


「それまでは普通に過ごせ。

 ツナ達と一緒にな。」


司は頷くと、じゃっ、っと教室に戻って行った。




・・・・・
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ