つよきす愛羅武勇伝・鉄乙女編

□決戦!!ドラゴンファイターズ!!其の壱
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レオSIDE

「これより、体育武道祭メインイベント、ドラゴンファイターズを開始する!!」
 体育武道祭2日目、遂に始まったドラゴンファイターズ!!
館長の宣言によって戦いの火蓋は切って落とされた。
「ではまず1回戦、東軍対北軍、両陣営選手前へ!!」
 乙女さんを筆頭とした東軍メンバーとその対戦相手である北軍のメンバーがリングに近付く。
「ルールは先鋒から大将戦までの5本勝負3本先取。たとえ決着がついても希望さえあれば敗戦した軍のでも最後まで戦うことを許可する」
 つまりどっちみち乙女さんと闘うことはできるって事か、ありがたい限りだ。
「それではこれより試合を開始する。東軍先鋒・山手、北軍先鋒・今井、リング中央へ……始めぃ!!」
 開始の合図と共にゴングが鳴り響き、ドラゴンファイターズの幕は上がった!!



NO SIDE

 結果を端折って言えば、東軍VS北軍は東軍の快勝に終わった。
北軍の敗因を挙げるとするならば乙女の存在と焦り過ぎにある。
鉄の風紀委員こと拳法部主将、鉄乙女の存在は北軍の士気を下げるには十分すぎるものがあり、戦う前から北軍の士気は下がっていたといっても過言ではないだろう。
もちろんチーム戦である以上北軍にも勝てる可能性はあった。しかし乙女を相手にすることを恐れる北軍は勝負を焦り、結果敗北。労せず東軍は2回戦へ駒を進める。
そして第2戦、レオ率いる西軍の試合が始まる。
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