青い空に届いた白球

□青い空に届いた白球
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花「志賀って数学教師だよなァ。なんなのあの妙な知識。お前アレ信用してる?」

栄「シガポはねー、学校とか講習会行ってイロイロ勉強したっつってたよ。」

花「栄口なんで知ってんの?」

栄「オレ春休み中名前と来てたから。そん時聞いたのは・・・確か・・・シガポがモモカンに監督頼んで二人で野球部復活させたとかゆー話だったよーな・・・」

花「ナゾといや百枝もナゾだよな。」

栄「モモカンってバイト代野球部につぎ込んでるらしいよ。」

田「うおっ!!いい人だ!!」

花「なぁー・・・志賀と百枝って付き合ってんのかな。」



ガラッ!!



 『勇人!!』

全「(ビクッ!!)」


ん・・・?!
なっ何でみんなそんなにびっくりしてるの?!
私・・・何かタイミング悪かったかな・・・?←

しかも・・・
何かみんな微妙に顔赤い・・・?


花「名前か・・・お前いきなり入ってくんなよな・・・?!」

 『あっ・・・えっ・・・?何か・・・ごめん・・・ね?』

花「ていうか、そもそもここ男子部屋だぞ!?」

栄「あぁー花井。そこん所は許してやって。家でいっつもこんなだから・・・;;」

水「えっ!?お前らノックとかなしなわけ?!」

栄「『うん。』」

水「着替えとかしてたらどうすんの!?」

 『えっ・・・いやぁー・・・別に・・・ね?』

栄「別に・・・な?」

栄「『気にしないけど。』」


ホントに気にしないけどなぁー
だって兄妹だし・・・

ていうか双子だし?
何か変かなぁー?


泉「どころでさ、この部屋に全員寝んのは狭くね?」

全「・・・たしかに。」

志「さー寝よ寝よ!!おお、栄口妹もここで寝るのか?」

 『えっ!!ちっ違います!!』

志「そうなのか。でもいいことだよ。君たちにはまだ分からないだろうけど、男女の間は寝てみて初めて深くなるんだよね。」

全「っ!?////」

 『えっ・・・?!////』

志「毎日なるべく違う相手と同じフトンで・・・」



ブホンッ!!バホンッ!!



全「ざっけんなーっ!!////」


みんなは志賀先生に枕を投げつけた。
それを発端にマクラ投げが始まってしまった。


 『ウォークマン勝手に取りまぁーす・・・失礼しましたぁー』


私はこっそり部屋を出て行った。
少し三橋君が気になったけど、志賀先生が話しかけに行ったから任せようと思った。


 『ていうか・・・今日1日下ネタ多すぎ・・・!!////』






<続>
 

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