私のすべてがあなたでした
□私のすべてがあなたでした
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待ちに待った放課後!!
私は洋平君たちと一緒にバスケ部の見学に来ている。
今はまだみんな準備中だけど、これからあのかっこいぃ練習風景を生で見れると思うと私の心臓はもう張り裂けそうなくらいドキドキワクワクです!!!!
彩「あら!名前ちゃんじゃない!!」
『あっ!彩子先輩!こんにちわvv』
彩「湘北だったの?」
『あれ?リョータ先輩から聞いてませんか?私今日転校してきたんです!』
彩「えっ?!今日?!そんな大事なこと私リョータから聞いてないわよ?!」
『あっあれ・・・?』
確か、リョータ先輩と彩子先輩ってクラス一緒だったよね・・・?
どうして言ってくれなかったんだろう・・・
それくらい私のことなんてどうでもよかったのかな・・・
彩「ちょっと!!リョータ!!」
リ「はっはい!何でしょう!彩ちゃん!」
『っ・・・!!』
ねぇ、リョータ先輩。
そんな顔しないでよ・・・
どうして彩子先輩に呼ばれただけでそんな嬉しそうな顔するの・・・?
ていうか、
何で私はこんなことばっか考えちゃってるんだろう。
何か性格悪すぎて自己嫌悪に陥りそうだ・・・
彩「どうして名前ちゃんが転校してきたこと私に言ってくれないのよ!」
リ「そっそれはー・・・」
彩「私だってもう名前ちゃんと友達なんだからちゃんと言ってよね!?全く・・・」
リ「ごめんなさい。彩ちゃん。」
彩「分かればよろしい。」
練習見にこなきゃよかったかなぁ・・・
これが、現実。
夢物語のようにはいかない現実。
リョータ先輩が私に振り向いてくれる確立ってあるのかな・・・?
「お前新顔だな。」
『えっ・・・?あっ・・・』
はっ!!
つい声だしちゃった;;
あっとか言っちゃったよぉ・・・
だって、みっちーだよ?!
短髪みっちーですよ?!
生みっちーですよ?!←ワカッタカラ
三「あっ、って何だよ。オレのこと知ってんの?」
『いえ全然全く知りません。今日初対面です。はい。』
三「何だよその棒読みは・・・オレは三井寿だ。湘北バスケ部NO.1の3ptシューターだ!」
リ「何威張ってんの。三井さん。」
花「みっちーの武器はそれしかないくせに!!」
「別にNO.1じゃねぇーし・・・」
三「何だと?!流川!!」
でっでたな!!!!
るっ流川楓!!!!
ホントに狐目だなぁ・・・
私はこの流川狐に騙されてここに来たのかもしれないというのに・・・←
いやぁーしかし、
親衛隊ができるのも無理はないかもしれないなぁ。
実物はやっぱりかっこいぃっすな。
リョータ先輩のがかっこいぃけど♪
きゃは☆
「お前ら!!サボってないでさっさと練習せんか!!!!」
花「おっ!!ついにゴリが吠えた!!」
バコッ!!!!
赤「だーれがゴリだ!!桜木!!お前また次の試合でファール出して退場するつもりか!!」
花「なっ!!そっそんなでけぇー声で言うな!!」
赤「だったらさっさと練習だ!」
軍「がーはっはっは!!!!花道さっそくゴリからの一撃です!!」(軍は桜木軍団です)
花「うっせぇー!!!!お前ら!!」