私のすべてがあなたでした

□私のすべてがあなたでした
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海に着きました!!
これがあの漫画やアニメで見てた海ですか!!

浜風が心地良い涼しさでとても気持ちがいいです♪


花「ビーチボールは最後に来たみっちーが膨らませろよ〜!!」

三「あぁ?!最後も何も、最後に誘われたんだろーが!!無茶を言うな!桜木!!」

リ「三井さん不良だった期間が長すぎて肺活量落ちてんじゃないっすか〜?」

三「何だと?!宮城!!おめぇーみてぇーなチビよりはあるに決まってんだろーが!!」

リ「なっ!!みつ『リョータ先輩に向かって何てこと言うんですか!!』

リ&三「えっ?」

 『えっ、あっ、いやっ!あははー;;』


私はバカか!!
あんなとこであんな言い方したら、リョータ先輩に私の思いがバレちゃうでしょ?!

でも、
リョータ先輩のことになるとどうも静止が効かない私・・・
そのうち思い伝えちゃいそうだよ;;

結局ビーチボールは三井先輩が膨らませてくれました。
何だかんだ文句言いながらでもやってくれる三井先輩は優しいと思います。

それから私達は誰もいない浜辺で存分にぎゃぁーぎゃぁー叫びながら、季節外れのビーチボール大会をしていたのでした。


 「やけに賑やかだと思ったら、湘北のみなさんじゃないですか〜」

 『っ!!!!』


その独特な声の主がすぐに誰だか分かり、私は勢いよく振り返った。
するとそこには私の想像していた通りの人物が・・・

そう・・・

あの綾南のエース・・・

仙道さんがいましたぁ!!!!!!

うひゃ!!
生仙道さんだよ!?
背高い!!
髪の毛ツンツン!!
やっぱかっこいぃ〜〜!!


花「せっ仙道じゃねぇーか!!!!」

仙「よう。桜木。強くなったか〜?」

花「がーはっはっ!!この天才桜木花道は元からお前なんかより技術が上なんだよ!!」

仙「相変わらずだなぁ〜」


わぁ〜〜!
こののんびりした喋り方・・・
仙道さんそのものだぁーー!!!


仙「あれ?君新顔だね。」

 『あっ!私、湘北高校1年苗字名前です!』

仙「名前ちゃんって言うんだぁ〜可愛いねぇ〜」

 『っ?!////』


かっかわっ!!
かわいぃ?!?!

仙道さんに可愛いとか言われちゃいましたですます・・・←
お世辞でも嬉しいですます・・・


リ「(ムッ・・・)おい仙道。なーにうちのマドンナを堂々とナンパしてくれちゃってんだよ。」

 『っ!?!?!/////』


りっリョータ先輩!!!!
今のはヤバイです////

私の心にドストライクで矢を打ちこんでくれましたよね?!?!

まっマドンナって・・・////
あなたの1番のマドンナは彩子先輩だろうけど・・・

でも、でも・・・!!
嬉しくないわけがないじゃないですかぁ?!?!?!


仙「宮城だっけ?」

リ「だったら何だよ。」

仙「名前ちゃんと付き合ってんの?」

リ「そっそれは・・・」

仙「付き合ってねぇーならオレがナンパしても問題ないんじゃないの?」



バコン!!!!
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