私のすべてがあなたでした
□私のすべてがあなたでした
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『三井先輩ごめんなさぁーーい!!!』
三「待てコラ!名前!!」
『そんな本気にならないでくださいよぉ!!謝ってるじゃないですかぁ?!』
何をしてるかって?
三井先輩に追いかけられてます!!
何でかって?
それは、昼休みの出来事・・・
〜昼休み〜
『あっ!三井先輩♪』
三「よう!」
『三井先輩もお昼購買ですかぁ?』
三「あぁ。名前か?」
『そうですよぉ〜』
ここまでは平和だったのです・・・
『三井先輩何か飲み物奢りますよ♪』
三「どうしたんだよ。やけに気前いいじゃねぇーか。」
『たまにはねvvあっ、これ意外とおいしいって評判なんですよぉ!』
三「カレー・オレ?」
『はい!いちご・オレのカレーバージョン!結構いけるって!』
そう言いちょっとしたイタズラ心でそれは渡すと、三井先輩はいとも簡単に騙されて飲んでしまったのです・・・
三「ぶぅーー!!!ゲホッ!ゲホッ!おい!名前!!って!いねぇー!!!」
『ホントに飲むとは・・・;;逃げないとこれはヤバイぞ・・・』
とか思っているうちに三井先輩に見つかり、追いかけられるはめになりました!!
〜回想終了〜
『ホントに飲むとは思わなかったんですぅーーー!!!!』
三「あんな言い方されたら飲むに決まってんだろーが!!!!」
『ホントにごめんなさいーー!!勘弁してぇーー!!』
意外と対等に逃げれてる私って凄いのでは?!
いや、三井先輩にブランクがあるだけか・・・
っとか!言ってる場合じゃない!!
ちょっと本気でどこまで追いかけてくるつもりですか!この人は!!
私もいくらなんでも体力が限界に近付いてきましたよ?!?!
『もぉーー!!!あっ!!リョータ先輩!!助けて!!』
リ「名前ちゃん?!えっ?えっ?!」
私は目の前を歩くリョータ先輩を見つけ止まってもらい、後ろにサッと隠れた。
リョータ先輩は訳の分からないようなびっくりしたような顔をしていたけれど、そんなこと今はどうでもいい!!
私の命が危ないです!!!←
三「おい宮城!!名前を渡せ!」
リ「えっ?!ちょっ!2人で何してんの?」
三「オレは名前に用事があるだけだ。」
『嘘です!リョータ先輩助けてくださいーー!』
リ「(上目遣いは反則・・・!)三井さん落ち着きましょ?」
リョータ先輩がそう言うとさっきの出来事を三井先輩が話し出した。
てーか!
そんなことリョータ先輩に言わないでよぉ><
子供みたいって思われちゃうじゃんかぁ!!
リ「ぷっ・・・!あはははは!!!!名前ちゃん面白すぎ!!三井さんもヤバイ!!2人で何やってんの!!あはは!!!」
『ちょっと出来心だったんですぅー!!』
三「出来心じゃ済まねぇーこともあんだよ!!」
『だからごめんなさいーー!!』
洋「あれ?名前ちゃん!」
『あっ!洋平君!!』
救世主だ!!
洋平君が神様に見える!!!
だって、リョータ先輩も爆笑しちゃっててもはや私をかばってくれる気なさそうだし・・・
私は洋平君の後ろに隠れつつしっかり守ってもらうため腕を掴んだ。