この思いよ永遠に
□この思いよ永遠に
1ページ/2ページ
ある夢を見た。
それは、中学の時の夢。部活のみんなに無視されてた。
あの頃を再現しているかのよに・・・
そうして場面が変わりリョータが...
リ【お前と仕方なく友達してやってただけだよ。】
そう言い残し、彩ちゃんと暗闇の中へ消えて行く・・・
『行かないで!!』
私は飛び起きた。
『夢...か...』
私はケータイを開け、電話帳からリョータの名前を探した。
『何考えてんのよ。』
今は夜中の2時。普通の人なら寝てる時間。
『迷惑に決まってんじゃん。』
それでも、リョータの声がききたい...!
今リョータの声が・・・
『リョータ・・・』
1回だけ。
3コール鳴らして出なかったら切ろう。
そう言い聞かせ、通話ボタンを押した。
『1...2...3...』
私は電話を切った。
『バカじゃん。出るわけないよ・・・』