swの長い旅
□お婆ちゃん家まで
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東京駅の鈴の前。
夏希「あっ、健二君!!こっちこっち!!!!」
健二「遅れてスミマセン」
小走りで健二が、私服の夏希のもとへ駆け寄った。
夏希「ううん。時間ぴったり。佐久間君じゃ、こうはいかないわね」
健二「あれ?名無しさんは…」
あそこと、夏希が指を指してる方を見ると
沢山の人に囲まれている名無しを見つけた。
頭一個ぶん大きい名無しを見つけるのは容易なことだ。
何かを言う名無しに、周りの人々が道を作った。
『ごめん、ごめん。遅れちゃった。』
夏希「大丈夫です♪いつもの事だもの」
健二は、苦笑い。