となりの怪物くん

□出会いなんて糞くらい!!
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私が、廊下を歩くと視線の嵐。


ヒソヒソ話してる人々…


こんな、学校嫌…


私は、ただ珍しいだけ


芸能人って言う

看板を背負って歩いているから


珍しいだけ…




なんで、こんなときに居ないのよ…







春………






「あっ!!名無しさんさーん!!!」


誰かに呼ばれたから、振り返った。

私は、名無しさん 名無し。


「よかったー、見つかってー!!」


『…』

「名無しさんさん?」


『誰?』


「!!???」


その人は、驚いた顔をしたけど

すぐに、自己紹介しだした。


なんか、担任だったみたい。



『それで、担任のセンコーが何の用だよ。』



「Σ!!?」


ガクガク震えちゃったよ。



本当、なんなの?この人。



『言いたいことが、あるならハッキリ言ってください…先生。(ニコ)』

ここぞとばかりに、営業スマイルをだしてやった。



担任「あのね、うちのクラスの吉田 春いるじゃない?」

『いますね。』

担任「とても、言いにくいだけど貴女って、吉田君の彼女なんでしょ??」



『だだだだ、誰があんなやつの彼女よ!!私は、ただアイツの幼なじみってだけで!!違うんだからね!!!』


担任「(分かりやすい子…)そ、そうなんだ。じゃぁ、幼なじみってことで学校に連れてきて『嫌です。無理です。ほか当たってください。』なんでー!?」


『私は、アイツが何考えてるか分かんないしこれ以上、関係を崩したくないの。』



担任「名無しさんさん…分かったわ。じゃぁ、水谷さんに頼んでみようかしら。」




そう言って、どっかに行く担任。



『はぁ…私だって……』



春を学校に来させたくない訳じゃない。









そして、放課後。


今日は、撮影も何にもなしの休みだから、早く帰って春とデートしよ♪




って、私が、行きたい訳じゃないないんだからね!!
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