「クッフッフ…」
「ん?あぁ、骸?」
後ろの壁に背を預けて立っている奴
「アキ、今日はなんの日だか分かりますか?」
…だろうと思った
分かるもなにも、今日はツナがパーティーを開こうとせっせと動いているんだ。分からない方がおかしい
「アンタの誕生日でしょ、骸」
「是非とも貴女から、プレゼントを貰いたいものです」
はぁ…と、ため息をひとつついた後に、奴がいるだろう方向に小さな箱を投げた
Buon Compleanno 、骸
(…なんで、僕が骸の誕生日を祝わなきゃいけないの?)
(クッフッフ…つれないですねぇ、君と僕の間じゃないですか)
(そんな親しくないよ)