waste

妄想とか短文の掃き溜め。
◆みじかいの。 

140字小説が書きたい。
少ない文字数でちょこちょこっと、自分の頭の中を出来るだけ表現する…というのはなかなか面白いものなのです。あとそんなに時間かからないのも魅力的。10分越えることはまぁ無いですから。
Twitterもう一度始めたいです。あと半年の辛抱…けどあと半年後に合格発表だと思うと早く来いとは言えない訳で…まあ複雑ですね。時間が欲しい。

カゲプロも、今月末に小説発売しますが購入は辛抱します。だから自動的に支部やサイト巡りも停滞するかな。9月からカゲプロ妄想語ってても、本編と齟齬があると思います。堪忍え。
しっかし書きかけ含めるとかなり量あるカゲプロ二次創作がどこにも出さずに自慰行為で終わっちゃうのも悲しいなぁ。


続きからこべ×にょかな百合



2人は普通に仲悪いと思います。どっちかが『やっぱ自分が一番美しい』系のこと言うと喧嘩。鎌倉時代とかの乱暴な相模時代知ってるこべさんとおどおどみすぼらしい摂津時代を知ってるにょかなさんだから、相手のそこら辺をグサグサと遠慮なく言っていく。

「はぁ、あんた大丈夫?誰が見てもうちの方が絶対綺麗やん。あんた目腐っとんちゃうん?」
「それはこっちの台詞よ。あたし以上に美しい人なんているはずないじゃん。」
「……へぇ、泥んこになって一日中山ん中駆けずり回ってた猿お嬢様がよう言うわ」
「ふん、ほつれたボロ着で会う人皆からピーピー鳴きながら逃げ回ってた骨と皮ばっかりの子鼠お嬢様はだあれ?」

周囲は『あーまた始まった』みたいなリアクション。挨拶代わりみたいなもん、ってのが2人を除く全都道府県共通の見解なんだと思う。
でも散々憎まれ口叩いてても相手の顔が綺麗なのは事実で、ふとした瞬間に相手の美貌に心奪われたりして動揺する。「自分が男やったら多分あの子と付き合うだろな」とは思うけど死んでも口に出さない。

付き合うきっかけ

(神戸視点)
やっぱり綺麗なんよな、と声も無く呟く。空っぽの会議室にはただ右頬を机に付けた彼女の寝息だけが聞こえていた。一度寝たらめったな事では起きないんだ、と彼女の悪友の言葉をふと思い出す。思いきって近付いてみたのは手を伸ばさずにしても彼女に容易く触れられる距離。悪戯心に長い睫毛にふぅと息を吹きかけてみても彼女は起きない。マリングリーンにコーティングした爪をほっぺに突き立てても、鼻のてっぺんをつんつん押してみても、眉間に皺を寄せるだけに終わった。本当に起きない、とびっくりしながらも気を張ることなく彼女の顔を眺められる機会はなかなか嬉しい。いつもこうやって黙ってたら、自分より…否、自分と同じ程には美しいのだ。認めたくないけど。「なんか負けた気分」ぼそりと呟く。相変わらず神奈川は起きる気配もない。
不意に、彼女の唇に視線が行った。いつも罵詈雑言を吐き出すそこは今だけは柔らかく閉じている。その表面には神戸の知らない色の口紅がてかてかと艶めいていた。美味しそうなくらいになそこが、普段の憎きあの口と一緒なんてどうやっても思えない。普段からこうだったらいいのに。端正な顔を見て溜め息を付く。「いつも閉じときいや」そうしたらもっと普通に会話できるのに。綺麗なあんたを誉めてやることもできるのに。先ほどの悪戯心がむくりと再び頭をもたげた。どうせ寝てるんだから…というのも後押しになった。元より近い互いの顔の距離をさらに縮める。ファンデーションの香りがする。ふぅと顔にかかった寝息がくすぐったい。そのまま目を閉じて、彼女の閉じた唇に糊付けするように、触れるだけの軽いキスをした。口紅の色が移らないように、掠める程の接触。一秒にも満たないそれに満足して目を開けると、何故か視線が絡んだ。え、寝てるはずじゃ。焦る私の瞳に映るのは、やっぱり驚いたように目を見開いた彼女の表情。しまった、騙された。何も言えない。


狸寝入りでした、と言う話。

にょかなさんサイドは疲れたので省略。お風呂入ってこなきゃだしね。汗べたべた。
お風呂入ってわきゃわきゃするこべにょかなちゃんください。

2013/08/23(Fri) 23:12

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