それぞれの未来へ
□第2話
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「・・・で、何故次は家なのだよ!?」
「いいじゃーん、俺ん家だといつなまえ帰ってくるかわかんねーしー。」
「桃っちとなまえっちいないってことは、結婚式関係の話っスか?」
「さつきがいねぇのはわかっけど、なんでなまえもいねぇんだよ。」
「まぁそう言うな青峰。」
「して、紫原くん。僕達を集めた理由を教えていただけますか?」
半ば強引にミドチンの家にキセキの世代を集めた俺。
みんな仕事終わりだからもう夜。
ミドチンの奥さん地方での仕事でよかった。
これで迷惑かかるのミドチンだけだし。
「んー、なんていうかさぁ。峰ちんがプロポーズするって聞いて、オレもそろそろ身固める必要あるかなーって。」
「紫原くん、それは・・・みょうじさんにプロポーズするということですか?」
「はぁ!?てめぇ便乗してんじゃねーよ今回俺だろ!?」
「別にそんなの関係ないじゃーん。オレがしたいと思ったから行動に表そうと思っただけだしー。」
「・・・そうなると、青峰と紫原二人のプロポーズの手伝いをするということになるな。」
「さすが赤ちん、話が早いねー。」
どうせならなまえを驚かせたい。
峰ちんのプロポーズ手伝いと思ってたら自分もされたみたいな?
「ふむ・・・いいだろう。」
「っ!いいんスか?赤司っち。」
「あぁ。今回の作戦の指揮は俺がとる。」
「それは構わないが、一体どうするのだよ。」
全員の視線が赤ちんに集まった。
あー、懐かしいなぁ。
帝光中時代思い出す。