それぞれの未来へ

□第4話
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「先生みてー!」


「わっ!上手にかけてますね、これは・・・お嫁さんですか?」


「うん!あたし結婚式のときこーゆードレス着たいんだ!!結婚式には黒子先生も呼んであげる!」


「ふふ、楽しみにしてますね。」




女の子が語る、大きな夢。


女の子にとって、特別な行事。


それが結婚式。




「(模擬挙式とはいえ、ウェディングドレスを着る二人を見るのは今からとても楽しみです。)」




幼いころから夢見た結婚式。


それがもう自分たちの番になろうとは。


なんか、不思議な感覚です。




「先生、笑ってどうしたの??」


「え、今僕笑ってましたか?」


「うん、すごくうれしそうに笑ってた!」




「そうですね・・・」と言いながらしゃがんで同じ目線にたった。




「もうすぐ、大切な仲間たちが幸せをつかむんです。」


「え!先生のお友達結婚するの!?」


「うーん、それはもう少し先かもしれません。」


「んー?どういうことー?」
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