あの空の下で
□episode17
1ページ/4ページ
紫原くんと、元の関係に戻れた。
夏休みの部活。
帝光は強豪校。
もちろん朝から夕方まで部活はあるわけで。
お弁当は持参。
お昼休みに入って、いつも通り赤司くん・・・そして。
「紫原くん!あの・・・」
「んー?」
「ま、前みたいに・・・一緒にお弁当、いいかなぁ?」
「うん!」
その笑顔にほっとする。
いつも赤司くんと食べている場所に、紫原くんを連れて行く。
「なまえ、遅かった・・・な。」
「赤司くん!」
あれ、気のせいかな?
赤司くん・・・紫原くんのこと見て表情が険しくなったような・・・?
紫原くんを見る。
心なしか、紫原くんの表情も強張っている気がした。
「「「いただきます」」」
久しぶりの3人でのお昼ごはん。
なんだか嬉しい。
でも・・・
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「(空気が重い・・・!)」
なんで!?
なんかあったのかなぁ・・・。