Feeling to believe

□笑い合っていた頃
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「汗を♪かいて♪シャララガムシャラ♪」




東京都内のホテル。


さっき撮影が終わって自分の泊まる部屋に帰ってきた。


今日はすっげー調子よくて、みんなに褒められ、俺のテンションは最高潮。




「あー、疲れた。」




そういってベッドに倒れこむ。


携帯を取り出し、ゲームを始めようとしたときだった。




ヴー・・・ヴー・・・




「あれ、緑間っちから電話?珍しっ!」




画面に緑間っちの名前。


久々の電話に胸が高鳴り、さらにテンションが上がる。




「もっしもーし、緑間っち?」


『死ね』


「ちょ、えぇ!?」




電話出たのに第一声がそれっスか!?


せっかく上がってたテンションがガタ落ちっスよ・・・。




「何なんスか!?いきなり・・・。」


『今どこにいる。』


「今?いつも仕事の時泊まるホテルっスけど・・・?」


『近くのファミレスに来い。』


「ちょ、なんで!?」


『電話で話すのもいいが、こっちに通話料がかかるのだよ。それは御免だ。お前と話すのに金をかける義理はないのだよ。』


「呼び出しといてその扱いってどうなんスか!?てか今何時だと思っ」


『23時だ、なにか問題でもあるのか?』


「〜〜っ!わかったっスよぉ!!」




テンション上がってたのにこれだもん緑間っちってば・・・。


俺はしぶしぶホテルを出て、ファミレスへ直行した。
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