星空が輝く時

□パパのすごいところ
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「(うー・・・)」




ゴロゴロ




「(んー・・・)」




ゴロゴロ




「・・・むすめちゃん?」


「・・・黒子せんせ。」


「眠れませんか?」


「(コクン)」




保育園のお昼寝の時間。


寝れてないの黒子先生にバレちゃった。




「まだみんな寝ているので、広場に行って先生とお話ししましょうか?」


「・・・うん。」




先生が手をつないでくれる。


パパと一緒の大きな手。


ママの手は、もうちょっと小さかった気がする。


広場につくと先生はポケットから飴玉を取り出してむすめにくれた。




「みんなには内緒ですからね?」


「ありがと・・・。」




もらった飴を口に入れる。


ソーダの味が口いっぱいに広がって、なんかちょっと安心した。




「今日の夜、来るんですか?」


「うん。あのね、パパが運動会ひゅーがやてっぺーも誘おうねって言ってくれたんだ。」


「そうなんですか?フフ、運動会楽しくなりそうですね。」


「うん!」
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