陽だまり
□プロローグ
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口は
「ねーねー、おじさんどうしたのー?」
「ん?あぁ・・・おじさんね、会社をクビになっちゃったんだ。」
「クビ?」
「そう、やめさせられちゃったんだよ。生きていくにも、お金がなくてね・・・。」
言葉は
「おじさんお金ないの?」
「そうだよ、お嬢ちゃんみたいにこんなきれいな服も着れないんだ。」
「じゃあお家においでよ!私のお家、お金いっぱいあるんだー!」
「・・・!」
声は
「ここが私のお家!入って入って!」
「・・・いや、もういいよ。」
「え?なんで?」
「ん?簡単にお金が手に入りそうな方法を思いついたからだよ(ニヤァ・・・)」
「・・・おじさん?」
災いの元だ。