黒子のバスケ

□みんなDE恋のお手伝い!
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「みどりーーーん!!」


「?・・・桃井。」


「早く早く!屋上来てーー!」


「!?なにするのだよ!!」





昼休み。


バスケ部マネージャーの桃井さつきに、理由も聞かされず無理やり屋上へ引っ張られた。



桃井曰く、今とても(?)いい情報が入ったらしい。




IN 屋上




「あ、桃井さん。緑間くん連れてきたんですね。」


「緑間っちー来るの遅いっスー。」


「ったく何なんだよ。わざわざ屋上に呼び出してよぉ。」


「桃ちーん、オレ待ちくたびれたー。」


「桃井。オレ達をここに呼び出したのにはワケがあるんだろ?」





屋上には俺以外のキセキの世代と黒子がいた。


大方このメンバーから予測できる話の内容は・・・





「次の対戦校について何かデータが取れたのか?」


「えー、違うよみどりん。」


「じゃあ何なのだよ。」




そう言うと桃井は俺の周りをぐるりと一週し、俺を見る。




「・・・何だ。」


「みどりんさー、なまえのこと好きってホント?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なっ!?///」


「あ、やっぱりそうなの?」


「緑間っち顔真っ赤!!」


「え、ミドチンが?」


「おいテツ・・・なまえって誰だ?」


「知らないんですか?結構男子に人気のある子ですよ。僕もよく男子のみなさんがフラれている場面に遭遇します。」


「黒子のミスディレクションはそういうときに使うものじゃないだろう。」


「使っていません。素です。」




黒子たちの会話などそっちのけで俺は桃井に問いただした。




「桃井・・・誰から聞いたのだよ。」


「聞いていないよ?だってみどりんわかりやすいんだもん!」


「まぁさつきの情報収集はすげぇからな。」
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