黒子のバスケ
□ありがとう…そして…お疲れ様…
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「ケホッケホッ!!」
「なまえ・・・!」
「ん・・・ごめ・・・ケホケホ!!」
「大丈夫、今は話さない方がいいよ?」
オレの彼女のなまえは、出会った時から体が弱く、病気を抱えていた。
だから、あまり高校にこれず入退院を繰り返していた。
けど3日前、なまえが急に倒れ、病院に運ばれた。
そこで医者に言われた一言・・・。
『残念ですが・・・これ以上、私達に出来る事はありません・・・。」
『・・・・!!』
『もってあと1ヶ月・・・。覚悟してください・・・』
嘘だと思った・・・。
医者の言っていることが、信じられなくて・・・。
なまえ自身も、その事を聞き、落ち込んでいた。
けど、オレは落ち込んでいられないと思った。
なまえに残されたわずかな時間・・・共に過ごしたいと思ったから・・・。