いつでもそばに・・・

□前に進め
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「だーー!!もう大丈夫っつってんだろこんくらい!」


「ダーメ!これで悪化して万が一もうバスケできなくなったらどうするの!!」


「どーせただの捻挫だろ!?ほっときゃ治」


「ほら行くよ!!」


「〜〜〜っ。わーったよ!」




ストリートバスケをしているとき、俺としたことが足をひねってしまった。


少し痛みが強かったがただの捻挫だ。


どーってことないと思って帰ろうとすると、運悪くさつきと会った。


それでさっきの会話となる。


さつきは俺を病院まで連れて行った。




「あー、ただの捻挫だね。でも結構ひねっちゃってるからしばらく安静にしておいたほうがいいね。」




医者の言葉は俺の思ったとおりだった。




「ほらだから大したことねぇって・・・・・いって!!」




さつきは俺の頭を思いっ切り殴った。


俺の代わりに「ありがとうございました」と言い、診察室を出る。




「もう、せっかく診てもらったのになにあの態度!」


「だから心配しすぎなんだよおめぇーは。」


「あ、ねぇ青峰くん。なまえちゃんの病室行こ?」


「はぁ?なまえんとこ?紫原帰ってきてんだろ?」


「いいじゃない。どうせ全然行ってないんだから!」




そう言われてさつきは俺の腕を引っ張り、なまえの病室へ連れて行った。
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