いつでもそばに・・・

□僕たちが起こしたキセキ
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「むっくん、洗面道具持ってきたよ!」


「紫原くん、服たたんで鞄に入れておきました。」


「おーいテツ。そっちの鞄まだ余裕あるかー?」


「こっちの鞄はもう限界なのだよ。」


「それ入れたら終わりっスか?」


「うん、帰る準備完了ー。」


「敦・・・荷物多すぎだ。」




明日、敦が秋田へ帰る。


僕も京都に帰り、他のメンバーも残りの夏休みは各々過ごすだろう。


中学時代のメンバーが揃うのは、明日で最後だ。


だから今日は、全員でなまえの家に泊まることになった。




「ふー・・・荷物整理終了っスね!」


「おーい緑間、今何時だ?」


「23時なのだよ。」


「えぇ!?もうそんな時間!?」


「晩御飯から3時間も経っていたのか。」


「紫原くん荷物多すぎです。」


「えー、そうかなー?」




荷物整理が終了した後、時間が遅いので各々部屋に戻った。


僕は敦と同部屋だ。


この部屋は、なまえの部屋だ。


敦はなまえのベッドを使い、僕はその下に布団。


「お休み」と一言いい、電気を消して布団に入る。


今日一日疲れたのか、周りが暗いと自然と瞼が閉じる。


そして、そのまま眠りについた。
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