ナルいの短編小説

□退屈
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退屈……

それが今日だった
久々の休日、恋人いのが居る良い日
だけど外が稀に見ぬ大雨が降り
外に出る事が出来なかった
前日に泊まりに来ていた御蔭でいのは濡れずに済んでいたのが幸運

だけどせっかく計画していた予定がキャンセルに成った為に俺達は絶賛退屈中で有った

最悪……

互いの背にもたれ、互いに雑誌を読む
いのはどうだかは判らないが俺は既に手に持ってる雑誌は今日で通算十回は読んだ
そりゃもう普段なら見ないコメントや相談、果てには通販までしっかり読み切ってしまい
遂には読んで無い箇所を探せと言う意味の判らないゲームをしていた

だからはっきりと答えよう
暇だーーーー

後ろにはいのが居る
普段なら話をするが生憎と集中して雑誌を読んで居る為に話は……………ない

た・い・く・つ・だ
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