人生ゲーム
□第四章
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あの時、俺は……
これは、そうだ。
“違和感”
俺は“違和感を感じた”
円堂達は、『生命保険』というのを選んだ。
でも…そんなことありえるのか?
嫌な考えばかりが浮かんでくる。
分からない。しかし、可能性はあるんだ。
今までの出来事から考えて…
鈴……っ…
「まさか……」
背中に微かな寒気がした。
何時の間にか俺は、大量の汗をかいていたみたいだ。
その時、誰かが俺の肩を叩いた。
「鬼道?」
振り向くとそこには源田がいた。
心配そうに眉を寄せている。
「……なんだ」
俺は源田を見る。
源田も俺を見ていたがやがて首を振って俺から目をそらした。
「…いや、次はあいつ等の番か」
「……あぁ、そうだな」
視線の先には、
………
……ヒロト達が、
……。
……『“生命”保険』っか…
っ……!
俺達はここで、何をしているんだ…?