ジャンクアート
□長編『#21 まだ走れるから』
1ページ/1ページ
ハンター試験編
四次試験で、404番がターゲットだったアイリの元に、クラピカが自分のプレートを渡しに行くシーン。
今まで笑顔しか見せなかったアイリが、初めて涙を見せる。
「そんなプレートいらないんだってば!!
酷いよ、クラピカっ
あたしのこと、信じて待ってるって言ったのに!」
「…違うんだ、アイリ」
「違わないっ!
クラピカのバカっ
あたし、そのプレートもらうくらいなら
もうみんなと一緒に試験受けれなくてもいい!!」
「………。」
「…いらないの。
クラピカの負担にだけは、なりたくなかったのに…」
という台詞のところです。
私にとっても、このシーンは思い出深いものになりました。
今ではアイリもクラピカのことになると涙もろくなりましたが、当時の彼女にとっては絶対に見せたくないものだったと思います。
その分、意外な一面にクラピカは心を惹かれました。
彼らの距離が初めて進展した大事なシーンです。
リクエスト頂け、皆様の心にも残る場面になれていたのかなと嬉しくなりました。
ただ一つ、切な気なクラピカが上手く表現できなかったことが後悔です…(笑)
画力が欲しいです(^-^;
リクエストありがとうございました!
2016*09*13