ジャンクアート

□長編『#21 まだ走れるから』
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ハンター試験編


四次試験で、404番がターゲットだったアイリの元に、クラピカが自分のプレートを渡しに行くシーン。
今まで笑顔しか見せなかったアイリが、初めて涙を見せる。



「そんなプレートいらないんだってば!!

酷いよ、クラピカっ
あたしのこと、信じて待ってるって言ったのに!」

「…違うんだ、アイリ」

「違わないっ!

クラピカのバカっ
あたし、そのプレートもらうくらいなら
もうみんなと一緒に試験受けれなくてもいい!!」

「………。」

「…いらないの。

クラピカの負担にだけは、なりたくなかったのに…」



という台詞のところです。

私にとっても、このシーンは思い出深いものになりました。
今ではアイリもクラピカのことになると涙もろくなりましたが、当時の彼女にとっては絶対に見せたくないものだったと思います。
その分、意外な一面にクラピカは心を惹かれました。

彼らの距離が初めて進展した大事なシーンです。
リクエスト頂け、皆様の心にも残る場面になれていたのかなと嬉しくなりました。

ただ一つ、切な気なクラピカが上手く表現できなかったことが後悔です…(笑)
画力が欲しいです(^-^;


リクエストありがとうございました!






2016*09*13

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