vongola

□02.
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「ッチ…」

「バレてたみたいなのな」



舌打ちをしながら出てきた獄寺隼人と楽しそうに笑う山本武。



(10代目は居ない…か)



ボンゴレ10代目と戦えることを楽しみしていた李麻は少しがっかりしていると、獄寺が近寄ってきた。



「てめぇ!!!ボンゴレに何の用事だ!?」

「待てよ獄寺、相手は女の子じゃねーか」

『…』
(殺気は感じられないが敵と思われてることには間違いないな…)



『とりあえず、戦いますか?』

「おい!!俺の質問に答えろよ!!」

「ははっ!雲雀と同じ戦いマニアなのな」

『守護者二人は流石に厳しいかな…』



二人の会話を軽く無視した李麻は、指輪を嵌めた。



「「リング…!?」」



二人が吃驚するのも束の間、李麻の周りにはインゴット色の霧の炎が現れていた。




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