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□子供心ですから。
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「10代目!!」
「…隼人?」
「千愛が!!」
「千愛がどうした?…ていうか、子供?」
「いえ、これが…」
「え?隼人の子供?」
「ち、違います!!これ、千愛です!!」
ツナに千愛を差し出す。
「本当だ、何でこんなことに?」
直ぐに千愛だとわかったことに感心しながら、さっきあったことを話した。
「そっか…、多分10年前のランボが10年前の千愛に当てたのかな」
「何故そんなことに…」
「あの二人、俺等の知らないとこで友達だったみたいだし…」
「そうなんすか…、あれ?」
「どうした?」
「もう5分以上経ってるんですけど…『はやとさん…』
「千愛?」
『このひとだあれ?』
10代目を指差し首を傾げる。
なんとも可愛らしいポーズだが、言ってる内容が最悪だった。
「なっ!!」
「…千愛」
『は…い?』
「俺はお前の彼氏の綱吉だ」
『かれ、し?つなよし?』
全く理解出来てないのだろう。?マークが浮かんでいる。
「…何か悲しいな」
10年前の千愛は10代目のことを知らないので仕方がないのだが…
次に千愛が放った言葉はもっと最悪だった。
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