Loveless Memory

□異世界の少女
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side heroine.



辺りが騒がしくなって目を覚ますと、いくつかの顔が私を見ていた。

本当に来れたんだ…私。



クロ「…どこから来た?」

『…え?』

クロ「今、"本当に来れた"と言っただろう」



どうやら、心の声は口から出ていたみたい…。

…さて、何と言おう。



『………』

フェ「ささと答えるね」

『う〜ん…、って、痛っ!』



何と言おうか考えていたら、待ちくたびれたフェイに腕を捻り上げられた。

…冗談抜きで痛いよ、コレ。



『痛いってば!言うから放してよ、フェイ!…あ』



つい、いつもの癖で"フェイ"って呼んじゃった…!

初対面のはずなのに…どうしよう。



フェ「お前っ!なぜワタシの名前知てるかっ!?」



案の定、フェイの拘束(って言うのか?)は酷くなった。



クロ「…待て。やめろ、フェイタン」



それを止めたのはクロロだった…。















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