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□時が その時が
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アルル「シェゾ、それどうしたの?」
シェゾ「なにがだ」

ちょっと散歩をしてたらアルルと出会し、「こんにちは」もなしにこれか
なにを指さして言っているんだコイツは

アルル「だーかーらー! それ! 首の!」
シェゾ「首ィ…?」


シェゾ「!!」

わっほーーーーーー☆☆☆☆

やっちまったぜ☆

跡丸見えだぜ☆


いやいや…俺が悪いんじゃない

あいつが悪いんだ

こんなところに跡なんかつけるあいつが悪いんだ

そう… そうだ… うんうん…

アルル「それ、蚊にさされたの? 変な時期にさされるねー」



…ん?

こやつはこの跡の意味をわかって…ない?

どんだけピュアなんだ!
天然記念物か!

シェゾ「あぁ…そうだ 俺も気付いてなくてn「ちょおおっと待ったあァァァァァ!」

げ。

ラグナス「違うよ! 違うんだアルルくん 天然記念物アルルくん」

厄介なやつがきたもんだ クソッ…

シェゾ「やめろラグナス 天然記念物は残した方がいいんだ 放置だ放置」
ラグナス「シェゾ… 貴様… 嘘つきは泥棒の始まりなんだぞぉ!」
シェゾ「知るか! 良い嘘と悪い嘘ってもんがあるじゃねぇか! ちなみにこれは良い嘘」
ラグナス「何言ってやがる! 正直が一番に決まってるだろう! だからアルル」
アルル「なに?」
ラグナス「シェゾの跡は大人のあーんなことでできたんだよ」
アルル「あんなこと?」
ラグナス「違う あーんなこと」
アルル「何が違うの」
ラグナス「意味が違う とりあえずアルルくん その跡をつけたのは俺dふべらっ」

ムカついたから一応蹴っておいた
バカはほっとくのがベストだと思ったが例外もいたようだな

ラグナス「痛いじゃないか! 我が天使! 気持ちよかったよ ありがとう!」
アルル「ラグナス……キモい……」
シェゾ「あーあ ひかれてやんの」
ラグナス「いいんだ! 我が嫁を手に入れるためなら! だけどもう奪われちゃったんだよね サタンに」シェゾ「! あーあ! わかったから帰れ!」
ラグナス「あぁ帰るさ だがアルルにひとつだけいいたいことがあるんだ」
アルル「?」
シェゾ「アルル!きくな! 呪われるぞ!」
ラグナス「実はシェゾはサタンと…」
「ストップ」

後ろからきこえた声、まさかと思って振り返るとそこには


シェゾ「サ…サタン!!」

サタンがいた

噂をすればとはここでつかうべきだな

サタン「ラグナス、その先の言葉は言うな 後で私からアルルや他の者たちに伝えておく だから関係のないお前は黙っておけ いいな」

あぁ… なんとなく怖いな

俺の前にはサタンのうしろ姿が見える
その先には驚くラグナスといかにも「?」がつきそうな顔をしているアルルがいる

サタンの声の質からして今のは普段より少し怖さを取り入れた声

俺はこの声が一番怖いと思う

ラグナス「わ…わかった…」

ラグナスはそれを察したからか、しぶしぶ立ち去っていった

アルル「後で話してくれるよね サタン」
サタン「あぁ 時がくればな ではいくぞシェゾ」
シェゾ「何処に」
サタン「まぁついてこい」

多分サタンの城だと思うがとりあえずついていく


アルル、時が… あれを喋る時がきたら… 胸はって二人で話してやるから……それまで……





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