黒子のバスケ(夢小説)3

□洛山高校将棋部
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 将棋部の部室には、あまり人がいない。和室でパチパチと駒を進め、将棋をする。今日は先輩との一局をした。勝ったのは俺だった…。部長との一局。

 ここまで無敗、高校でも将棋部に入った。洛山の将棋部でも無敗で部長にも勝った。つまらないなあと思っていたら、赤い髪のオッドアイの少年が目の前にやって来ていった。
「僕の相手してくれるかい」

「あぁ。」
と言い始まった将棋、静寂の中、打ち続けること、数十分。これは、完全にやられた、うつてがない。

「僕の勝ちだね。君、なかなか面白いね。」

「そうか。まあ、久々に楽しめた。ありがとうな」

正直、自分が同級生に負けるなど、悔しい気持ちは、あったが、こんなに楽しめたのは、久々で、彼に興味をもち、また対局したい気持ちがこみあがった。

「あぁ。じゃあ僕は行くよ」と言い去ろうとしていた。

「待ってくれ。名前、教えてもらっていいか」

「僕の名前を知らないのか!赤司 征十郎だよ。君、本当に面白いね。」と言い赤司は去って行った。
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