貴方との未来
□春日和
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「ねー和也、好き」
「うるさい。ちょっと黙ってろ」
外には桜が舞い、窓からは春の心地よい風が入ってきて俺の前髪を揺らす。
「ねー」
・・・あっこいつのも
俺は今年25歳のまあ社会人というやつになんのかな
「和也ー暇ー」
「暇なら、家に帰って勉強しろや」
隣にくっついてすわってるこいつは只今高校2年生の学生
「なんだよー。せっかく恋人に久々に会ったのにつめてーなー」
「いや、付き合った覚えないっす」
「・・・・」
そしてなぜかこの高校生からもうアタックをうけて2ヵ月
「あんだよー。歳の差なら気にすんなよ」
いやいやそういう問題ではなく
まずこいつと俺は男同士
「かずなりー」
ほっぺにキスをしようとするのを全力で拒否する
「盛るなら、学校で盛れ」