超短編夢小説T

□Mな葬儀屋さん
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ちゅ・・・ちゅぱっ・・・





くちゅ・・・じゅぷ・・・





店内に響くいやらしい音。





アンダーテイカーは頬を赤らめ、沸々と湧き上がる己の欲望に耐えていた。





「恵梨華・・・小生は・・・もう・・・っ!」





息を荒げ、苦しそうに悶えるアンダーテイカー。





まるで自分を抱きしめるかのように両手で両腕の服を握り締める。





虚ろな瞳で恵梨華を見つめた。





そんなアンダーテイカーを気にする様子も無く、恵梨華は舐め続けた。





ぴちゃ・・・





「うっ・・・恵梨華・・・ハァ・・・ハァ・・・」





ぞくぞくとした快感に身悶えするアンダーテイカー。





恵梨華の冷たい瞳がアンダーテイカーを捉えた。





「あぁ・・・その鋭い目・・・小生をどこまで狂わせれば・・・っ・・・気が済むんだい・・?」





震える手で恵梨華の頬にそっと手を這わせる。





「いいよ・・・小生にっ・・もっとよく・・・見せてごらん・・?」





眉をピクリと動かし、アンダーテイカーを見る恵梨華。





「あぁっ・・・小生は・・・もうっ・・・・・・うっ・・・!」





夢中で舐めていた恵梨華だったが、その重い口を開いた。





「さっきからエロいんだよ!このド変態!」





「イーッヒッヒ・・今度は言葉攻めかい?いいねェ〜、小生に極上の罵声をおくれ・・・?」





「ばっ!誤解されるでしょ!」





そう、恵梨華は骨型クッキーを食べていただけだった。





「なんで私がクッキー食べるといつもそうやってエロイ声出すのよ!」





「なんでって・・・恵梨華がいやらしい音を立てるからだよ〜?」





「立ててない!ただ指についたクッキーを舐めてただけじゃない!」





軽蔑の眼差しでアンダーテイカーを見る。




しかし興奮しているアンダーテイカーには逆効果のようだ。





「あぁっ・・・その冷たい視線が・・・また小生をっ・・・!」





「他の人に聞かれたら誤解されるでしょ!」





呆れた様子で腕を組んでため息をつく恵梨華。





そんな恵梨華をアンダーテイカーが優しく抱きしめた。





「じゃあ・・・誤解にならないように・・・ベットに行こうねェ・・?」





無造作に髪をかき上げ妖しい笑みを零す。





うっとりとした黄緑色の瞳が恵梨華を捉えた。





みるみるうちに恵梨華の頬が真っ赤に染まっていった。





「ば、ばか・・・///」





そして二人は奥の部屋へと消えていった・・・。



-END-

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