リボーンOO

□序章
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あの戦いの終結から10年。

結局あの沢田綱吉とかいう男はボンゴレの10代目になった。あの男がボンゴレボスになってからいろんなことが変わった。
マフィア、と名のつくものの、初代がやっていたこととあまり変わらなくなった。自警団みたいなことをやっていて、いまや全イタリアの平和を築いている。
コロネロとラルは結局結婚した。中々喧嘩が絶えないが、なんだなんだ言って中がいい。まぁ最近離婚がどうたらこうたら言ってるらしいが。
まぁどうだっていい。私にとっては関係ない。すべて実験対象であるのみ。
そう心の中でぼやきつつ、ヴェルデは自分の新たに開発した兵器を眺める。

「1000年バズーカ...」

作ったはいいものの、使いどころがない。終わってしまったバトルものの末路であった。なので、ヴェルデは1000年だけでなく、次元転移装置も開発、組み込んで、全く違う世界を冒険してみたかった。
「あとは同伴者だな...」
一応まだ体は11歳ほどである。そんな所に行っては少々心もとない。

なので、彼はかつての代理戦争の仲間たちを全員招集した。
「...そう言った理由から、いま君たちがここにいるわけだ」
「どういうわけ!?」
「うるさい、沢田綱吉。さっき説明しただろう」
「いや、わかるけどさ...!」
「なら、行ってみてもいいんじゃないか?」
「ディーノさん!」
「面白そうじゃないか。今回は次元転移装置付きらしいじゃないか。違う世界に行ってみれるってかなり興味深いぜ?」
「よし。やるぞ」
ヴェルデは1000年バズーカをみんなの中心に向けた。
「いくぞ」
「ゔぉおい!」
スクアーロの叫びも、他の人たちの抗議も虚しく、バズーカは爆風をあげるのであった。

ずごぉぉおおおおおんんんーーー

そして行き着いた先はー

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