復活

□正義の味方
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「は?…昇進、ですか」

「そう昇進。嬉しいでしょ名無しさんクン」


突如呼び出された5つ星ホテルに勝るとも劣らない最上階のこの部屋。

普段この部屋の主とは、その殆どが画面越しでの対話のみ。話した事はあるが実際会う機会なんてここ数年無かった。


てか必要もないのに会いたくなかったし…


なんせ俺の知る限り、この部屋に入って1年以上生きてた奴は居ない。


言っておくが、これはその手の怪談話とは訳が違う。
きちんとした事実確認の元でのリアルな話だ。

というか真相を語ってしまうと、この部屋の主…もとい俺の元上司の上司、つまり俺から言わせれば曾上司…あれ?曾上司って何だ。



……どうやら自分でもビックリなくらい動揺しているようだ。

まぁ、話が脱線したがその超上司、ボス様というのが気に入らないヤローは要らないよね?だって僕には必要ないもん。
と、オイオイあんたはどこの独裁者様ですか?って感じを地でいくお方な訳で、そんな何様俺様ボス様が罪もないお世話係やら、ミスった部下やら

…ああ、そうそう。

最近だと裏切り者やらを抹殺するため部屋に呼ぶわけね。                                   
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