鬼灯の冷徹

□ふわふわ もふもふ
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ふわふわ ふわふわ
もふもふ もふもふ

「鬼灯ー?それ、たのしーの?」

ふわふわ ふわふわ
もふもふ もふもふ

「きーてるー?」
「はい、一応」

ふわふわ ふわふわ
もふもふ もふもふ

今更ながら鬼灯は現在、僕(神獣化済)を弄んでいる

「失礼ですね。弄んでいるなんて…私は弄んでなんていません。癒されてるんです!!」

デレた…!
あの鬼灯がデレた…!
つか、なんで僕の心の声が分かるの?こわっ…
いつか目潰しされないかな…角へし折られないかな…

まぁ、可愛いからいいんだけどね!

「うるさいです!黙りなさい!白豚の分際で!!」

ゴスッ!!バキッ!!

痛いよ…白澤様、泣いちゃう…
決して啼きはしないよ!啼くのは鬼灯だからね!!

「あの…神獣化してくれませんか?お粗末なナニを見せてないで」

いつの間にw
てか、お粗末とかナニとか酷くない?生理現象。鬼灯にも起こるだろーがぁぁっ!

「はっ!残念でしたね、ナニが反応するのは、あなたに触れられたときのみです(どやっ」

わぁぉ…デレた!!デレた!!
神獣化してやんよ!可愛いなぁ…鬼灯…

ふわふわ ふわふわ
もふもふ もふもふ

すやすや すやすや

ん?すやすや?

ブフォッ…

「ちょっ…鬼灯、デレ!?エロいんだけど!?てか、マジ!?わぁ…ヤバい…」

ほら、生理現象じゃないか…ナニが反応するのは、お前が可愛いから

お前はいつも無意識で無防備で…
こっちは大変なんだからな…お前を守りたいんだ、一生ね?
だってそうだろ?やっと結ばれたんだ…何年、何百年、何千年…長くて短い…
お前と結ばれてからは、1日がとても充実してる、今このときも…
鬼灯…付き合う前…いや、告白したとき頑なに拒んだよね
“私とあなたは全てが違い過ぎる。天国と地獄、神獣と孤児・鬼の子…正反対で違い過ぎるじゃないですかっ!!”
ってね。
泣きながら…咽び泣きながら…
綺麗だった…今ももちろん綺麗だけどね?

「んっ…白…た…く…さんっ…」
「大丈夫、僕ならここにいるから…ゆっくりおやすみ?」

ふわふわ ふわふわ
もふもふ もふもふ

気持ちがいい…心も体も…あなたに触れてる全てが気持ちいい…

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