偶然か必然か?

□Kapitel.1
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『う…ん…』



「やっと起きたか」



目を覚ますと、何故かフラウたちが私の部屋にいた



『…なんでいるの?』



「レイア、朝のお勤めに遅れますよ」



『そんな時間なの?』



「うん。そうだよ」



正直フラウより遅く起きたのが何より屈辱だ…



「それにしても珍しいこともあるのだな。レイアが寝坊なんてさ」



『夢見たんだ。内容は思い出せないけど…』



でもなんか、懐かしかった…



『とりあえず、一旦部屋出てもらえる?』



「あ?なんでだよ」



『着替えたいんだけど』



「あ…では、部屋の前で待ってますね」



『分かった』



着替え終わった後、皆で急いでお勤めの場所へ行った


『ほんと何の夢だったんだろう…あの人たちは…誰?』



「何独り言ブツブツ言ってんだ?真面目に掃除しろ」



『あんたに言われたくない』



それにしても、なんで懐かしいの?


昔の事、あまり覚えてないのに…


これじゃ余計わからない…



『はぁ…』



「やっぱ夢の事が気になるの?」



『うん。思い出せないと逆に気になる…』



「まあ、直に思い出すよ」



『だといいけど…』



朝から子のテンションだとさすがにやってらんないな


そう思いながら朝のお勤めを終えた




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