Main【日和】

□濡れた唇
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今日は日曜日。
いつまでも寝ていたいのは分かるが、時計はもう11時をまわっている。
ヒュースケンがこんな時間まで寝ているとはそうとう疲れていたんだな、
そろそろ起こしてやろうとヒュースケンの部屋まで足を進める。

ヒュースケンは口を少し開けてすやすやと寝息をたてて寝ている。その姿はなんともいじらしく愛しい。

コンテーはそんなヒュースケンの姿に、少しばかり自身の中がふつふつと熱く膨れ上がるのがわかった。


(襲いてえ...)

コンテーは足音をできる限り抑えて枕元に膝をつく。

そしておもむろにヒュースケンの
、涎で濡れた唇をペロッと舐めあげる。

「んっ....」

ヒュースケンは違和感を感じつつもまだ寝息をたてている。

ヒュースケンの涎は甘く感じられてますます興奮した。

この可愛いやつが自分の目の前で無防備に唇を濡らしている。
そんなシチュエーションにも滾るものを感じていたのだ。

ヒュースケンの全てを独占したい。
ああ、自分だけのヒュースケン。

気づけばコンテーはヒュースケンの顔の上に、腰を浮かせ跨っていた。
少し開いたヒュースケン口に己のモノをあてがう。

「んっ、うぅ...」
また違和感を感じたヒュースケンは顔をそらす。
それでも無理矢理ソレを口にねじ込むと諦めたように顔の向きを戻した。


「うっ....んふぅ....はあっ...」

ヒュースケンの口の中は生温かく
、少し苦しそうにして口の端から涎を垂れ流しているヒュースケンの姿に興奮はさらに高まり、息が荒くなる。

このまま目を覚ましたらヒュースケンはどう思うだろうか、僕を軽蔑するだろうか、
涙目でこちらを睨みつけるヒュースケンを想像して興奮は最高潮に高まった。

ヒュースケンが違和感に気づきその口の中のモノに少し歯をあてがった途端、コンテーは限界に達し
勢いよくヒュースケンの口内に精液が流れ込んだ。

流石に気づいたヒュースケンは苦しそうに顔を歪める。

「かはっ....!うっ!ああ...!」

何が起こったのかまだわかっていないヒュースケンは口の端から溢れ出した液体をみて、更に目の前で下半身を露わにし、その上怒張したコンテーのモノを見てやっと自分の身になにが起こったのかわかった。

ヒュースケンは動揺を隠せず、なぜ男の僕に、なぜ僕の口に、なぜ
、なぜ、、、

まだ息を荒くしているコンテーに恐怖を覚えた。

コンテーはそれを察したか、

「お前の顔が、その唇が、エロいんだよ」

そう言ったコンテーは口元を緩ませ、またヒュースケンの口の中に深々と自分の舌を押し進めていく。

ヒュースケンが舌を押し戻そうとしてもその舌にコンテーの舌が絡みついてくる。


「んっやあぁ!ふっ、あっふぅ....!や、やめ....コ、ンテー....!」

息も絶え絶えでヒュースケンは苦しむ。

ヒュースケンのさっきまでは甘かった涎も、自身の精液によって苦くドロドロしている。
そんなことがコンテーの征服欲を満たしでいる。

されるがままのヒュースケンの頬には生理的な涙がつたっていった。

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