ワンパンマン夢小説

□悪魔1〜35話
34ページ/35ページ


鬼サイボーグノート2



「今日は白ですか。」

「いや、あの・・・ごめんなさい。」

残念そうなジェノス君に謝る私

「ってなんで!?なんでナチュラルにパーカーめくるの!?」

めずらしく寝坊してきたジェノスくんにいきなりセクハラされました

わけがわからないよ!!

サイタマに助けを求めたいけれども

パトロールに行っちゃったよ

なんのためのヒーローなの!?

は!!私にセクハラしてるこいつもヒーローだった!!

「リリスさんが、どんな下着をつけてるのか気になったので」

「犯罪だよ!!っていうかそろそろ離してよ」

パーカーを握る手を払おうとしたんだけど

結構強く握られてて両手じゃ振りほどけない

「嫌です。」

できれば傷つけたくなかったけど

もういいや尻尾で腕切っちゃえ

「危ないじゃないですか。」

なん・・だと!?

ジェノスくんじゃ私の尻尾とめられるはずないのに!!

「行儀の悪いしっぽですね。」

「ぎゃ!」

急に抱き寄せられて

しっぽのつけねを握られる

「ふえぇ」

途端に力が抜けて立ってられなくなった

「俺が貴女の対策もせずにこんなことすると思いますか?」

耳元で囁かれて背筋がゾクゾクする

「猫みたいですね。」

むぎゅっと抱きしめられたうえ

頬をすりよせられる

なんか・・・○ツゴロウさんみたい

変だよね

この間はお膝の上でだったけど

なんでジェノスくんにセクハラされなくちゃいけないのさ!

「なにやってんの?」

天の助けが来た!!

「先生、おかえりなさい。」

「サイタマたすけてージェノスくんが変!」

ダッシュで抱きつきたいのに

ジェノスくんの腕が許してくれない

「ジェノス、やめろ。」

面倒くさそうにスタスタとシャワー室に向かうサイタマ

「はい、先生。」

手を離されて

前のめりに倒れた

ちょうどソファがあったから顔面を強打することはなかったけど

「絶景ですね。」

満足そうな声にイラッときて

「ばーか!」

クッションを投げたらうまいこと顔面に当たった

ザマァ!!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ