HUNTER×HUNTER夢

□レオリオと一緒
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レオリオとキルア奪還



イルミ、ヒソカさん、ハンゾーさんを断ってレオリオさんと一緒にキルアくんを奪還することにした私は今飛行船に乗ってる

隣にゴンくん向かいにレオリオさん、
レオリオさんの隣がクラピカさん
つまりここに人生4回遊んで暮らせるだけの財があるということになるわね

「ゴンくん、本当に腕を治さなくていいの?」

隣に座るゴンくんの腕にまかれてるのは包帯、その中にはギブスも見えてる

「うん、いいんだ。最終試験の記念だから」

三次試験のことが尾を引いてるみたいね
クラピカさんも知ってるみたいで
複雑な表情をしてるわ

「変な記念品だな!」

なにも気づいてないレオリオさんだけがガハガハわらってる
というかずっと上機嫌なのよね
まあハンターライセンスがあるだけでこの席も簡単に取れたみたいだし
ストレス緩和になってるのかもね

「でもよ、サリーはついてきてよかったのか?」

「誘っておいてなによ?」

「イルミと仲良いんだろ?」

「そうかも?」

「曖昧だなぁ」

「だって今まで友達いなかったから仲良しの基準がわからないんだもの」

「「・・・。」」

クラピカさんとレオリオさんがとても可哀想なものを見るような目で見てきたので泣きそう

「友達は普通仲良くなきゃならないんじゃないかな?」

「えぇ、そうなんでしょうね。あ、ヒソカさんとは悪い友達よ!」

「お前それまだ言ってんのかよ」

呆れた表情に変わるのは勝手だけど
本人からお友達になっていいって言ってもらえたのはヒソカさんとクリスくらいだもの

あ、クリスのご飯食べたい。
終わったら食べに行きましょう
予約用に手紙ださなきゃ

「サリーさん」

「うん?」

「俺も友達だよね?」

「え、いいの?」

こんな気軽に言っていいものなのかしら

「もちろんだよ!」

「ありがとう、ゴンくん」

嬉しくてちょっと照れちゃうじゃない

「サリーさん照れてる?」

「からかわないで」

真正面から言われたら恥ずかしいんだもの

「クラピカとレオリオもサリーさんと友達になりたいよね!」

「「・・・。」」

「え、なんで2人ともだまっちゃうのよ」

思わず2人の顔を見比べると

「い、いや、なんでもない。ぜひ友達からよろしく頼む」

「しょうがねえなぁ!ダチになってやるよ!」

顔を赤くして2人が了承してくれたのは嬉しいけどさっきの間はなに?


ーーーーー

レオリオのカオスな思考

俺としゃべる時は大抵ふつうの態度しかとらないサリーが友達うんぬんの話で照れる表情を見た瞬間

可愛いと思っちまったのはどういうわけだ

コイツは俺の好みとは正反対の体型なうえにコイツと離れたくないって思う奴らは厄介な野郎ばっかだハンゾーとキルアの兄貴とヒソカだぞ?やべえやつばっかじゃねえか

いやでもアイツらの誘いを断って俺と来てくれたなら別にアイツらのこたあ気にしなくていいか
ってか何でコイツが気になるんだ?
そりゃ怪我の治療してもらった恩は返す気はあるがよお
だからっつってキルア奪還に巻き込んでも逆に迷惑かけちまうし
そもそもなんで誘っちまったんだ?

わけわかんなくなってきた!

ーーーーー

クラピカ視点

レオリオがサリーさんを連れてきたとき
はじめてレオリオを褒めてやろうと思った

彼女には答えてほしい質問があったからだ
だがその質問の答えが私の求めるものでなくともいいと思うくらい彼女の力は魅力的だ

それに先程の照れた表情も可愛らしくて
私の力は不要かもしれないが
彼女を守りたいと思った

この中でも特に私は彼女との会話が少ない
なんとかしなければ…


 

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